さていびより。

福岡出張のタイミングに合わせて、九州国立博物館で開催中の「憧れの東洋陶磁 大阪市立東洋陶磁美術館の至宝」展へ行ってきました。

現在改装中の大阪東洋陶磁美術館が収蔵している中国と韓国の古陶磁の名品を福岡太宰府で見ることができる貴重な貴重な機会です。

寄贈された安宅コレクションを中心に構成された東洋陶磁美術館のラインナップ。古美術商としていつか扱ってみたい憧れの陶磁器ばかり、何度みても素晴らしい展示でした。これからも美しい物をたくさん見て眼を磨きたいと思います！

皆さまこんにちは！

7月に入りましたがまだ梅雨は明けそうになく、益城方面は記録的な豪雨にも見舞われ、夏の太陽が待ち遠しい今日この頃です。

先日は、呉服町の店舗「彼方」にお持ち込みのお客さまより、阿蘇のご実家から持ってこられた煎茶道具や輪島塗などの漆器、鍔などの刀装具類を買取りさせていただきました。

亡くなったお父様の遺品。象嵌や細工の美しいセンス溢れる刀装具など一点ずつ拝見し金額をお伝えすると、「え！！そんなに沢山いただくわけにはいきません！」と驚いて言われるので、きちんと品物を評価するとこういう値段になりましたので受け取ってくださいとご説明し査定金額をお支払い(笑) 持ってきて良かったと大変喜んでいただけたので、私も嬉しくなりました。

お客さまが高いと思っている品物が市場価格では安いこともありますが、価値がないと思っている品物が逆に高いこともあります。私どもはその時の相場、市場の評価で決まっていく品物の金額を、誠意を持って説明してご理解を頂戴しながら日々の買取りを行っています。

その中でも皆さまのご期待に出来るだけ添えるように、販路の拡大などに努めながら、他社さんに負けない高価買取でお客さまのお役に立てれば幸いです。

実家の整理、断捨離、引っ越し前、解体、不動産の売却の前には必ず品物の整理や処分が伴いますので、隠された資産とも言われる不用品を処分してしまう前に、ぜひ熊本骨董へ出張査定、持ち込み査定のご相談を行なってください。