さていびより。

高齢の叔母の家を整理しているので来て欲しいとのご依頼をうけ山都町へ。

元々は明治に建てられた家屋が火事になり、その後昭和10年代に建て直されたというご自宅。

一部リフォームはされているものの、当時の建築がそのまま残されたお宅はまるで文化財。

一人暮らしには広すぎるように感じる豪邸ですが、ご高齢の家主様曰く「狭いより広いほうがよか！」とのこと。とてもお元気です！



掛軸、焼き物、レトロな家具などの査定額をお伝えすると「そがんとってくださるとな！」と大変喜んで頂きました^^



佐賀県からお立ち会い頂いたご親戚のお客様の力も借りて荷物を積み込み。大変助かりました。この度は熊本骨董をご用命いただき誠にありがとうございました。

その後にも別の査の予定があったので直ぐに熊本市内へ戻りましたが、久しぶりに通潤橋などゆっくり山都町を散策したいものです。

昔から伝わる掛軸を買取りしてもらいたいとのお電話を頂き水前寺へ。

内容は明治〜昭和初期にかけての日本画の掛軸。当時は料亭などご商売をされていたそうで、
主に客間の飾りに掛けられていたもののようです。

掛軸は飾って楽しむものですので気温や湿度の変化、また紫外線に晒されてダメージを受け、変色やシミなどが現れて劣化していってしまいます。

それらは当然査定に影響しますが、長い間床の間を彩ってきた証ですので仕方のない事です。


状態はともあれ、すっきりとしたセンスの良い作品が多く、目一杯頑張って買取りさせて頂きました。

この度は熊本骨董のご利用ありがとうございました。

倉庫に保管している古い荷物を見て欲しいとのご依頼を受け八代へ。

元々はご実家にあった道具類、建て替えなどの際に自宅とは別の倉庫に移動して長期間置いたままになっていたそうです。

将来的に倉庫の解体の予定もあり、このまま使われず置いたままになるより、世に出すことで必要な人に使って貰えればと、熊本骨董をご指名頂いたそうです。本当にありがとうございます。

古い屏風や掛軸、塗物の椀や御膳、茶道具や贈答品など査定し、当日に買取りさせていただくこととなりました。

昔は、自宅に大勢のお客を集めて祝い事など行っていたことから、古い家からは塗物の膳や椀が大量に出てくることがよくあるのですが、日常的に使用されていた塗物については、耐久性の問題などもあり、供給に対して需要が追いついていない現状があります。

ただし、鑑賞に耐えうるような綺麗な蒔絵が施されている漆工芸の塗物になると、高価で買取りができるものもありますので、諦めずにお問い合わせください。

M様、帰りには運び出しもお手伝いいただきありがとうございました。
またのご利用をお待ち致しております。